オークラとJALホテルズ、予約販売網を共有化へ、9言語で展開
ホテルオークラとJALホテルズは4月10日から、両チェーンのグループ予約センターを共有するとともに9言語に対応し、全世界の19ヶ国・地域で予約受付を開始する。予約システムも統一することで、オンラインでの予約を含めて、オークラ・ホテルズ&リゾーツ24軒とニッコー・ホテルズ・インターナショナル32軒、ホテルJALシティ13軒、合計79軒の予約受付が可能となる。
今回の変更により、例えば問い合わせを受けたホテルの予約が満室であった場合にも、同地域内で営業する両チェーンのホテルの空席状況を照会できるようになることから、販売機会の増加を期待。また、各予約センターは、英語と予約センターの所在地における現地言語で予約と問い合わせを受け付けることで、利便性を向上する。ただし、問い合わせの時間帯によっては英語のみの対応とする。
日本の予約センターは「ホテルオークラ・JALホテルズ予約センター」と改称し、営業時間も拡大。年末年始を除いて年中無休とし、9時30分から18時まで予約と問い合わせを受け付ける。携帯電話での接続も可能とした。
このほか、オンライン予約システムも統一しており、両チェーンのウェブサイトから79軒の予約が可能となった。希望ホテルの近場にあるホテルの空席照会のほか、予約入力時に住所などの詳細の入力が不要になるオンライン予約入力専用ウェブ会員機能も統合し、会員番号も両チェーンのウェブサイトに共通で利用できるようにした。