近畿日本ツーリスト（KNT）は4月から9日にかけて、全社キャンペーンとして「キュンと感動　北海道キャンペーン」を実施する。個人旅行と団体旅行でさまざまな施策を講じ、期間中の送客数を震災前の水準に戻すべく、22万人を目標とする。

　そのうち、個人旅行は17万6000人、団体旅行は4万4000人に設定。個人旅行ではメイトを中心に送客を推進し、KNTと日本旅行とのコラボ企画の第3弾として「き・ら・り北海道」を販売。また、基本プランを2泊とする滞在型の新プラン「き・ら・りステイ」も設定した。このほか、メイト40周年記念「緑の北海道」では、季節ごとのイベントや星空ウォッチングの設定コース、40日前までの申込に適用する特典設定なども用意。東北新幹線E5系や寝台特急北斗星など、鉄道を利用したこだわりの旅も設定する。

　一方、団体旅行では、グループ社員の現地研修の実施も予定。地域関係機関との密接に連携し、商品知識と商品情報の提供に努め、送客拡大をはかる。また、KNTと協力関係を結ぶ宿泊、運輸、観光の組織である北海道ひまわり会のキャラバン隊が東京、名古屋、大阪のKNT支店や営業本部を訪問し、キャンペーンを盛り上げる。