エティハド航空、中国東方航空と提携、路線網の調整など包括的に

  • 2012年3月27日

 エティハド航空(EY)と中国東方航空(MU)はこのほど、覚書に署名した。覚書では、路線と運航スケジュールの共同調整や中国/アラブ首長国連邦(UAE)間のコードシェア、将来的な双方の路線網のコードシェア、FFPの完全提携、空港ラウンジの相互利用、共同商品開発、技術提携などを含んでおり、規制当局の許可を条件とする。

 EY・CEOのジェームズ・ホーガン氏は「MUとの覚書は当社の中国において重大な進展」であるとし、「商業的に採算が取れ、双方にとって有益な方法で活気ある中国航空市場への道を開拓することができた」と歓迎。消費者に対しても、「路線や運航スケジュールの選択肢が広がるだけでなく、空港ラウンジの相互利用やマイルの獲得・利用が可能になるなど、実質的なメリットを提供できる」とコメント。その上で、MUのアブダビ線就航にも期待を示した。