海外65ヶ国550都市のハイヤーを予約できるウェブサイト「リモトリップ」を運営するアウトドアテクノロジーは、海外業務渡航を取り扱う旅行会社を対象に、BtoBのサービスを拡充する計画だ。リモトリップは1月10日にサービスを開始したが、当初は個人で海外旅行に行く富裕層をターゲットとしていたものの、利用者の大半が海外出張時のビジネス利用で、業務渡航系の旅行会社からも月間100件程度の問い合わせを受けているという。

　これに対してアウトドアテクノロジーでは、業務渡航系、インハウス系の旅行会社に営業活動を進めるとともに、リモトリップ上の一般消費者向けの料金から、売上に応じて報酬を支払う「パートナーシッププラン」の導入も決定。バウチャーの発行や支払い方法など、旅行会社側のニーズにも柔軟に対応していきたいという。

　なお、旅行会社からの問い合わせがあった国は25ヶ国で、特に米国、中国、タイ、シンガポール、インドネシア、インドの需要が大きいという。