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エアベルリン、ワンワールドに正式加盟、中・南欧路線が充実

  • 2012年3月21日

 エアベルリン(AB)は3月20日、ワンワールドに正式加盟した。ABは旅客数でドイツで2番目、欧州で6番目の航空会社であるといい、ワンワールドにとっては中欧、南欧の路線網が充実する。ABの加盟に合わせて、オーストリアを拠点とするAB小会社のニキ航空(HG)もワンワールドの提携メンバーとなる。

 ABは1978年設立で、2011年には40ヶ国の162都市に就航して3500万人以上の旅客を運んだ。保有機材は170機で平均機齢は5年。従業員は9200名。ベルリン、デュッセルドルフ、パルマ・デ・マリョルカ、ウィーンをハブ空港としており、ベルリン・ブランデンブルク空港が6月3日に開業した後は同空港も拠点とする予定だ。

 ABとHGの加盟により、ワンワールドの路線網は150ヶ国の800都市に拡大。1日あたり約9000便を運航することになるという。なお、ABでは2012年、ベルリン/ロサンゼルスやデュッセルドルフ/ラスベガス、ベルリン/アブダビ線などの就航を予定している。