大韓航空、被災地の学生支援に協賛-LAマラソン、チェコ・日本友好協会
大韓航空(KE)は被災地の学生が参加する海外での企画等に協賛する。3月18日に開催されたロサンゼルスマラソンでは、あしなが育英会が震災で親を亡くした子供たちの心のケアを提供する施設「東北レインボーハウス」とサテライトを建設するための支援を国内外で呼びかける活動に協賛。一行はKEの協賛で3月14日に成田を出発し、22日に帰国する。あしなが育英会では東北被災地4県の学生15名が5キロランとフルマラソンに参加するほか、マラソンに先立ち、16日と17日に街頭募金活動やチラシを配布するなどして支援を訴える。また、日系人の老人訪問の訪問や現地の学生との交流会も実施する。
また、チェコのプラハ市民団体「チェコ・日本友好協会」による、大船渡市の中学生26名のチェコ招待にも協賛する。同協会は震災後、市民の義援金や各種チャリティイベントでの収益金により基金を創立。チェコ外務大臣の後援も得たプロジェクトで、現地では観光のほか、チェコの一般家庭でのホームステイや地元の学校訪問など、現地の人々との交流を深めるイベントが予定されている。一行は3月21日にKEの協賛により、仁川経由でプラハへ渡航。3月29日に帰国する予定だ。