エティハド航空、エアベルリンとB787の管理体制を統合
エティハド航空(EY)はボーイングB787型機の管理体制を、戦略的パートナーとして位置づけているエアベルリン(AB)と統合すると発表した。統合によりコスト削減をはかることで、両社で数百万ドルの出費が削減できるという。
統合はEYが主導となりABと共同チームを発足。運航に関するインフラやメンテナンスプログラム、トレーニングプログラム開発などを共有化し、エンジンや循環装置、航空電子機器、機内エンターテイメントシステムなどの購入の合理化をはかる。さらに、新型機体の開発なども推進する。
EYはB787-9型機材を2014年後半から2019年にかけて合計41機導入する予定で、さらに25機を購入する権利を取得している。また、ABはB787-8型機を15機発注済みで、さらに15機購入する権利を有しており、2015年から導入する予定だ。