デルタ航空、福岡線を増加、GWも運航、夏期にデイリー運航も
デルタ航空(DL)は季節運航をしている福岡/ホノルル線の運航数を、当初予定よりも増加する。夏期は7月13日から9月23日を週5便で運航する予定であったが、新たにゴールデンウィークも4月29日と4月30日福岡発で2往復を運航。夏期の運航開始日を6月1日からに前倒し、7月10日までは週4便、7月12日から9月23日まではデイリーで運航する。
DL太平洋地区広報部によると、一般消費者のほか、旅行会社など取引先からの要望を受け、機材繰りを調整した結果、運航増加を実現。DL日本路線でリゾート路線は本数が多く主力であり、なかでもハワイは人気の高い渡航地として力を入れていく方針だ。同路線は昨年12月28日から季節運航をしており、路線ごとの実績公開はしていないものの、1月、2月の太平洋路線のロードファクターでは新規路線である福岡線が含まれているにもかかわらず、「冬の平均である80%に達している」と説明する。
DLでは福岡線就航にあわせ、地元メディアの取材誘致や観光フェア、イベントなどに出展し、直行便の利便性と魅力をアピールしてきた。今年に入ってからはハワイ州観光局(HTJ)と協力し、地元テレビ局やラジオ局に対する取材誘致で福岡、および九州での露出を増やしているほか、九州の旅行会社と連携し、ツアー造成や情報提供を積極的に実施している。「旅行会社の協力と多チャンネルの活動が好調な路線状況に結びついている」との認識で、今後も夏の運航に向け、積極的な情報発信をしていく予定だ。