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海外家族旅行の持参金額は約17万円-ママの7割が現金持ち歩きに不安

  • 2012年3月16日

 ビザ・ワールドワイドが実施した、海外ファミリー旅行での予算や意識、実態に関する調査によると、旅行に持参する現金の平均額(日本円と現地通貨の合計)は約16万9000円となった。調査対象は、今後1年間(2012年3月~2013年2月)に海外ファミリー旅行を計画する主婦(20代~40代)300名。旅行先で消費する予定の平均予算は17万8000円で、ほぼ同額だ。

 海外に現金を持っていくとの回答者は291名で、71.8%が多額の現金を持ちあることに不安を感じ、61.7%がホテルの金庫への保管も不安とする結果となった。不安を感じつつも35.4%が旅行中に全額を持ち歩くという。

 また、過去に海外旅行をした経験のある267名のうち、帰国後に後悔したことは予算オーバーの買物が21.0%、あまった現地通貨で無理やり買い物をしたことが20.2%、あまった現地通貨を帰国後に換金をしたことが18.7%。現地通貨が余ったことがあるという回答は97.0%だった。

 この結果を踏まえ、ビザ・ワールドワイドでは、事前に入金した金額を現地ATMで引き出して使えるプリペイドカードを活用することで、安心な海外ファミリー旅行ができるとしている。