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麗水万博がまもなく開催、地方都市文化を楽しむ新たな観光素材にも

  • 2012年3月18日

 5月12日から8月12日の93日間にわたって韓国で開催される2012麗水世界博覧会(麗水万博)。韓国観光公社(KTO)は3月13日、現地の最新情報や商品開発に必要な情報提供のため交流会を開催した。韓国からは韓国観光公社(KTO)社長の李参氏、2012麗水世界博覧会組織委員会委員長の姜東錫氏が来日。登壇した李氏は、「韓国南岸部の地方都市の魅力を感じてほしい」と話し、日本人にはなじみの薄い麗水だが、新たな観光素材としての可能性を示唆した。次に登壇した姜氏は、同万博がCNNによって「今年必ず行ってみたい旅行地」に選出されたことを挙げ、世界的な注目を浴びていることを紹介した。

 麗水万博は“生きている海と沿岸”がテーマで、開催地である麗水は人口約30万人の港町だ。ソウルからのアクセスは空路で1時間弱、高速鉄道(KTX)では、昨年10月に麗水エキスポ駅が開設され、龍山駅から約3時間となっている。KTXは20両編成で、平日は5回、週末は10回往復する。釜山からはシャトルバスが運行され、約2時間10分の距離。光州、木浦からもそれぞれ1時間30分程度だ。また、宿泊施設は、海上ホテル、MVLホテルなど万博会場付近全部で800室以上。このほか、テンプルステイなど、体験型の宿泊施設の利用も提案した。

 開催期間中は交通渋滞を避けるため、7路線の市内バスをすべて無料で運行する。観光地を巡るルートもあり、午前8時30分から午後11時30分までの営業だ。チケットは、インターネット予約やKATA経由での予約であれば割引などの特典が受けられる。予約制の展示館もあり、事前予約や当日のスマートフォン予約などの方法を用意した。さらに、チケットの大量購入による割り引きや、団体旅行を対象としたガイド無料特典なども設定している。