ウインドスター、4月に第1期改装工事終了へ、サーフは完成済み

  • 2012年3月14日

 ウインドスタークルーズは総額1800万米ドルを投じ、3隻のリノベーションを実施している。ブランド力向上を目的とした同社の歴史上最大の改装計画で、工事は第1期と第2期に分けて実施。第1期は客室と廊下の全面改装で、すでにウインドサーフは2011年12月に終了。残るウインドスターとウインドスピリットも4月に完了する予定だ。

 客室とスイートには革張りのベッドヘットや風格のあるアームチェアー、布張りの壁、ウールカーペットなどを配し、スタイリッシュでゴージャスな印象に変更。また、スイートにはラウンジやダイニング、ソファーセットを用意する。

 第2期はパブリックスペースの改装が中心。ウインドスターはパブリックスペース、レストラン、ベランダ、ラウンジ、プール・バー、ライブラリーとウインド・スパを一新し、砂の色と海の色を基調に温かみのあるウッド調の家具類のコントラストを意識したデザインを配する。ウインドスピリットもウインドスターと同様に改装し、2012年12月のカリブ海クルーズ前に完成する予定だ。また、同時期にウインドサーフもラウンジ、レストラン、ベランダ、スパなどを改装する。

 なお、ウインドサーフは今春から地中海クルーズに配船。ウインドスターは4月29日から、ウインドスピリットは4月15日からバルセロナ/ローマクルーズを運航する。