中部運輸局、北京の旅行会社を招請-昇龍道プロジェクト第3弾で
中部運輸局は中部広域観光推進協議会と共同で、北京の旅行会社を招請し、中部の観光エリア「昇龍道」を紹介する視察旅行を実施する。これは中部運輸局が中部関係9県の自治体、観光関係団体、観光事業者と協働で、中部圏の知名度向上と中華圏からの誘客促進をはかる「昇龍道プロジェクト」の一環としておこなうもの。すでに2月に台湾、香港から旅行会社を招請しており、今回は招請事業第3弾となる。
今回の招請は、中国国際航空(CA)が3月25日から中部/北京線を週4便増便し、週11便で運航することを受けて実施する。北京の旅行会社に北京近郊の富裕者層を対象にしたFIT商品の造成をうながす考えだ。
招聘するのは北京旅行会社5社の担当者5名と、利用航空会社であるCAの市場担当者1名、販売担当者1名の計7名。3月7日から13日の6泊7日で、愛知、岐阜、長野、三重県の犬山や美濃、郡上八幡、白川郷、奥飛騨温泉郷、安曇野、松本、駒ヶ根、名古屋、瀬戸などを訪問する。FIT向けの体験型素材として、美濃和紙の里会館での紙すき体験や、駒ヶ根高原スキー場でのスキー体験なども盛り込んだ。