ピーチ、初便就航-関空/新千歳、福岡線に
ピーチ・アビエーション(MM)は3月1日、関空/新千歳、福岡線の運航を開始した。新千歳線は1日3便、福岡線は1日4便で運航する。初便の搭乗率は関空発福岡着の93.3%など9割前後で、MM代表取締役CEOの井上慎一氏は「初日より多くのお客様にご利用いただき、ありがたく思っています」とコメント。その上で、「日本発の本格的LCCとして、国内だけでなく、日本とアジアの架け橋となることを目標ににしています」とし、「これからの路線展開にご期待いただきたいと思う一方、より皆様から愛される航空会社となれるよう、お客様の声をいただきながら成長していきたいと思います」と意欲を語った。
就航に合わせ、全日空(NH)代表取締役社長の伊東信一郎氏はコメントを発表。「新しいビジネスモデルの実現に向けて、ピーチ・アビエーションの皆様は様々な困難を乗り越え、短期間でありながらも本日を迎えることができた」とし、「関西で一大旋風を巻き起こしていただけると確信している」と期待を示した。
MMは3月25日からは関空/長崎線を、4月1日から関空/鹿児島線をそれぞれ1日2便で運航。5月8日からは国際線として関空/仁川線を1日2便で運航開始し、7月1日から1日3便に増便。7月1日には関空/香港線、9月30日には関空/台北(桃園)も開設する計画だ。