体験交流観光学ぶ 兵庫・南あわじで人材育成セミナー

 地域の観光振興を担う人材育成を目的としたセミナーが2月13-14日の2日間、兵庫県南あわじ市で開かれた。観光カリスマの刀根浩志さんが体験交流型観光や地域ツーリズムづくりについて講義した。

 セミナーは近畿運輸局が主催する「人材育成セミナー」。観光事業者や自治体関係者ら24人が参加した。

 刀根さんは、体験交流型観光について住民と観光客の「互いが高まり合う観光」とし、地元産業の誇りを伝えることなどと基本理念を説いた。また、地域ツーリズム創造のポイントとして宿泊、飲食、物産などを総合商品としていかに高めるかと述べ、旗振り役のコーディネート組織の重要性を示した。

 参加者は、都美人酒造の利き酒、金山製麺所の素麺づくりなど淡路島の伝統産業を体験した。


情報提供:トラベルニュース社