JTB法人東京、気仙沼大島の復興サポートでポイントカード発行
JTB法人東京は、共通ポイントネットワークを運営するサイモンズと連携し、3月1日から「気仙沼大島椿サポーターズカード」の受付を開始する。これは買い物などで貯まったポイントから任意の金額を寄付できる共通ポイントカードで、東日本大震災の被災地での復興支援と観光振興に向けた取り組みとして実施する。
ポイントはサイモンズポイントネットワークに加盟する気仙沼大島の店舗に加え、全国の加盟店や、サイモンズポイントモールと提携するインターネット通販サイトの利用で貯めることができ、購入額の1%相当以上のポイントが付与される。会員になる際の入会金の一部や2年間のポイント有効期限内に使用されなかった失効ポイント全額が気仙沼大島に寄付される。こうした仕組みから、一過性の寄付ではなく宮城県気仙沼大島への持続的な寄付が可能となるとした。
入会金は一般会員が300円、シルバー会員が3000円、ゴールド会員が1万円。シルバー、ゴールド会員には入会記念として椿油や椿カレーなどの気仙沼大島の特産品をプレゼントし、物産の普及にも努める。また、会員に対し現地の復興状況の情報を発信することで、復興を応援する会員の意識醸成もはかる。
会員募集はFacebookや専用ウェブサイトのほか、JTB法人東京のボランティアツアー参加者へのダイレクトメールなどで実施。同社によると、2011年5月末から東北ボランティアサポートプランを実施しており、2月28日までに4200名の参加があったという。そのほか、各企業などに参加を募るとともに、3月13日から5月6日まで開催される「気仙沼大島復興椿まつり」の来場者にも参加を呼びかける。