カナディアン・ロッキーに新素材、「展望通路」が建設へ
ブリュースター・トラベル・カナダは、コロンビア大氷原付近の新アトラクション「グレーシャー・ディスカバリー・ウォーク」の建設について、このほどカナダ政府の認可を取得したと発表した。これは、カナディアン・ロッキー、コロンビア大氷原近くのアイスフィールド・パークウェイ沿いにあるタングル・リッジ・ビューポイントに、崖から突き出すような形で長さ400メートルの展望通路を設置するというもの。展望通路の先には床が強化ガラスでできた30メートルの通路を設置する計画だ。今後具体的な着工に向けて準備を進めていく。
同計画は、「レシービング・エリア」「ディスカバリー・トレイル」「ディスカバリー・ヴィスタ」の3部分にわかれる。見学者はアサバスカ氷河の眼の前にあるグレイシャー・ディスカバリー・センターからシャトルバスで6.5キロのレシービング・エリアに到着し、そこから無料の展望台を利用するか、入場料を払ってトレイルに進む。
ディスカバリー・トレイルでは、ガイドの同行で400メートルの遊歩道を歩き、周辺の環境や地形、氷河についてや、先住民の歴史を学ぶ。ディスカバリー・ヴィスタでは、岸から突き出すように設計された30メートルのガラス張りの床の通路に立ち、ジャスパー国立公園を見渡すことができるという。