オーストリア航空、東欧や中東に注力、12年の経営戦略で

  • 2012年2月19日

 オーストリア航空(OS)は2012年、同社がコアマーケットと位置づける東欧への路線網を拡充するとともに、中東路線の座席供給量も拡大する。

 東欧では、夏スケジュールでウィーン発着のブカレスト線を1日3便から5便とし、ソフィア線も1日4便から最大5便に増便。冬スケジュールではベルグラード線を1日3便から最大4便とする。欧州全体では、夏スケジュールでロンドン・ヒースローへの便数を1日1便増やして4便とし、バルセロナ線も1日2便から3便とする。一方、ストックホルム線は1便減の1日3便とする。

 中東では、ムンバイ線の運航を取りやめて同路線のB767型機をテルアビブとテヘラン線に導入。トリポリ線も運航を再開する。インド方面については、ニューデリー線の週6便の運航を継続する。

 なお、OSではウィーン/クラーゲンフルト線に午前便を追加するなど、国内線の路線網拡充も計画しているところという。