ドイツ観光局は3月15日まで、外国人旅行者を対象にドイツの名所を尋ねるアンケート調査を実施する。マーケティング活動を強化し、観光の国のドイツのイメージを印象付けるほか、その結果をiPhone、アンドロイドのアプリケーションの開発に活かすのが目的。今年夏以降に、英語とドイツ語版で使用できるようにするという。

　アンケートはドイツ観光局のホームページで実施しており、日本語サイトでは日本語での回答も可能としている。質問は2つで、応募者の中から抽選で10名にiPodをプレゼントする。

　なお、ドイツ観光局では先ごろ、公式サイトを全面的にリニューアルし、日本語を含む26ヶ国語表示とした。リニューアルの一環でドイツの観光情報を即座に伝える目的で「ニュースブログ」を開設しており、ドイツ語版と英語版では毎日5件の情報を掲載。そのうち、日本語版では日本市場にとって重要な記事を抽出し、1週間に5件の情報を掲載していく。このほか、海外向けではスペイン、フランス、米国など8ヶ国を対象に共通のフェイスブックページを用意。対象市場におけるソーシャルメディアの重要性を分析し、可能な限り広い地域をカバーしていく方針だ。