カナダのブリティッシュ・コロンビア州（BC州）観光局は、バンクーバーマラソンのプロモーションを積極的に展開中だ。バンクーバーマラソンは毎年5月の第1日曜日に開催される国際マラソンで、毎年約1万5000人がフルマラソン、ハーフマラソンに参加している。

　2011年の日本からの参加者数は230人。同局によると、ゴールデンウィーク期間中の開催であるため日本から参加しやすく、制限時間がフルマラソンは8時間、ハーフマラソンは4時間と長く、ウォークでの参加も可能であるた海外マラソン初参加者にもお勧めだとした。日本人ランナーのさらなる増加をねらい、引き続き各種プロモーションに力を入れていく考えで、公式ウェブサイトでレースの概要やコースマップ、エントリー方法などを紹介している。また、ウェブサイト「Runnet」で日本語でのエントリーも可能とした。2012年は第41回大会で、5月6日に開催。今年はスタート・ゴール地点も含めコースを全面リニューアルしたという。

　また、BC州観光局ではSNS「JOGNOTE（ジョグノート）」で、2月19日までバンクーバーマラソンツアーを賞品としたバーチャルマラソン大会「カップス」を開催。約1100名がエントリー済みだという。さらに、参加者を対象に、バンクーバーマラソンアドバイザーでランニングコーチ＆マラソン解説者の金哲彦氏による事前の無料スペシャルクリニックを3回実施。現地で金氏による無料の直前講習会や、マラソン終了後のフィニッシャーズパーティーも開催する。