ペルー、降雨の影響に伴う「マチュピチュ遺跡」へのアクセスについて
世界遺産マチュピチュ遺跡への列車を運営するペルーレイル社によりますと、現地時間 2012年2月14月、雨の影響により線路の一部に土砂崩れが発生し、同区間の列車の通行が一時不可となっておりました。
土砂崩れが発生した場所は、82km地点のピスカクチョ周辺となります。
これに伴い、2月14日は午前中の列車全てが運休となっておりましたが、懸命な土砂撤去作業の結果、同日2月14日 13:00頃に通行が可能となり、これにあわせて列車の運行が再開いたしました。(日本時間 2月15日 早朝03:00)
尚、今後は鉄道会社が引き続き雨の状況を見ながら安全を確保し、運転に支障が生じないよう作業を行うことを発表しております。
一方、バックパッカーや国内旅行者が利用するサンタテレーサの迂回道路でも大きな土砂崩れが発生し、現在、マチュピチュ遺跡への道路でのアクセスが不可となっており、撤去作業には今後数日間要する見込みです。
この影響に伴い、現在、迂回道路の途中でペルー人観光客 約数十人が立ち往生する事態も発生しております。
但し、通常マチュピチュ遺跡へは、列車でのアクセスが一般的になっており、このルートは危険が伴うため、一般旅行者や日本人旅行者は利用しないルートとなっております。
同地域へのご旅行をご予定の方は、ご注意ください。
情報提供:株式会社ラティーノ、日本海外ツアーオペレーター協会