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シルバーシー・クルーズ、日本市場で好調-セミナー開催

  • 2012年2月14日

 シルバーシー・クルーズは、このほど旅行会社を対象にセミナーを開催し、同社の特徴である小型船ならではのサービス品質の高さや、日本市場への期待をアピールした。

 同社アジア地区ディレクターのメルヴィン・ヤップ氏によると、2012年のアジア地区における予約状況は日本人が約34%と第1位。2013年は、日本が台湾、中国に続いて第3位となっているが、「今秋にかけて2012年と同様の結果となるだろう」と予測し、日本市場の好調さを説明した。

 また、同氏は同社のクルーズ船が小型船である優位性として、全室オーシャンビューが設定できること、パナマ運河やスエズ運河を通ることができるサイズのため、効率的な行程が可能であることをアピール。また、ツアーバスは満席にせず、7割程度までにコントロールし、船内スタッフとゲストの比率を1対1.3として、きめ細やかなサービスを可能にしているという。

 なお、2011年の同社における日本人乗客のうち、個人旅行が62%で、リピーターも60%を超えている。特に、リピーターの2割は過去3年で3回以上乗船しているリピーターだといい、同社では海外旅行慣れした旅行者にも満足度が高い船旅であることを強調。旅行会社に対して、高収益の顧客を囲い込む商品としても提案できるとし、さらに単価が高く利益率が高いことから、さらなる販売強化を訴えた。