トップツアー、11年海外旅行は9.6%減-12月は13%減、訪日、国内は増加

  • 2012年2月14日

 トップツアーの2011年の旅行業総取扱額は前年比6.8%減の1089億5248万8000円となった。このうち、海外旅行取扱額は9.6%減の283億5259万6000円、国内旅行は4.7%減の774億3501万9000円、外国院旅行は27.1%減の31億6487万3000円となった。

 また、12月単月では総取扱額が7.4%増の103億4174万1000円で、海外旅行は12.9%減の22億9304万1000円と前年を下回ったが、国内旅行は14.4%増の73億2266万3000円、訪日旅行も35.8%増の4億4145万2000円と前年を上回った。海外旅行では、団体旅行が4%減で、教育旅行団体が32.4%減と前年を下回ったが、一般団体が28.6%増と前年を大きく上回った。個人旅行では、企画商品が15.6%減で、このうち自社企画商品が26.1%減、他社企画商品も4.5%減となった。その他個人旅行は23.5%減だった。

 国内旅行では、団体旅行が0.4%増で、一般団体が8.1%減となったが、教育旅行団体が8.9%増と牽引した。個人旅行では、企画商品が12.9%減、企画を除くその他の個人旅行は139.8%増となった。

 海外取扱人員は73.4%増と増加。団体旅行は8.6%増で、シンガポール、韓国、中国、グアム・サイパン、北米で前年を上回った。企画商品も7.9%増と増加し、前年を上回った方面は大洋州、台湾、グアム・サイパン、ハワイとなった。