ヴァージン、ビジネスクラスに新機内食サービス導入
ヴァージン・アトランティック航空(VS)は3月1日から、ビジネスクラス「アッパークラス」に新しいスタイルの機内食サービスを導入する。これは、VSが1億ポンド(約121億円)を投資して実施するアッパークラスのプロダクト開発の一環。同社では2012年春から3年間にわたり、地上と機上での新プロダクトとサービスの開発に注力する方針だ。
新しい機内食サービスでは、イギリスで人気のレストランや会員制クラブのような雰囲気で食事が楽しめるよう、メニューやサービス方法を工夫した。搭乗後にウェルカムシャンパンを提供し、地元の食材を使ったメニューの食事を用意する。さらに、アフタヌーンティーを個別のミニケーキスタンドで提供する。また、VSオリジナルのソルト&ペッパーケースもカクテルシェーカー型のものにリニューアルした。
さらに、ロンドン/NY線に導入されるエアバスA330-300型機では、アッパークラスのキャビンデザインも一新する予定で、今後3年間で全機材への導入をめざす。また、ジョン・F・ケネディ空港(JFK)内のラウンジ「クラブハウス」もリニューアルする予定だ。