ブラジル・サルバドール、軍警察の「ストライキ」に伴う影響
ブラジル北東部、大西洋岸に位置する町 サルバドール(Salvador)では、現在、郡警察による「ストライキ」が行われております。
現地2012年2月08日時点で、ストライキに突入してから9日目となりました。現在も約500人が州議会議事堂にたてこもる状況が続いております。
このストライキに伴い、サルバドール市内の治安は非常に悪化しており、犯罪が非常に増えております。
政府は軍隊を派遣し治安の鎮静化に当たっておりますが、非常に難しい状況にあります。
現在、サルバドールへご滞在中の方、また旅行をご計画中の方は、特にご注意ください。
なおサルバドールは、リオ・デ・ジャネイロ同様、カーニバル時期に国内外から多くの観光客が訪れる地域として、ブラジルでは知られております。特にサルバドールのカーニバルは、一般のストリートで行われるため、通常より警備を強化する必要があります。
現時点では、サルバドールのカーニバルは予定通り実施されることになっているため、同時期の関連イベント等にもキャンセルはありません。
政府も地方からの軍警察を派遣させるといった対応を計画をしている模様です。