レイルヨーロッパ、11年の日本市場は人数・売上とも2ケタ増

  • 2012年2月9日

 レイルヨーロッパによると、2011年通年の販売実績で日本市場の売上が前年比12%増の約2420万ユーロ、利用乗客数が16%増の33万9200人と好調に推移した。国別の売上でも、前年に引き続いてオーストラリアと韓国に次いで3位となった。

 2012年については売上の15%増をめざしており、特にビジネス客の取り込みを積極的に進めていく方針。現状ではFIT層が全体の約85%を占めているといい、長期的には学生市場の再開拓にも取り組みたいという。

 なお、2011年の全世界での総売上は28%増の約1億7500万ユーロ。国別の市場規模で首位のオーストラリアの売上は24%増、韓国が23%増となっている。韓国は利用乗客数も30%増と好調。このほか、中国が53%増、アルゼンチンが47%増、ブラジルが41%増となるなど大きく数字を伸ばした。