ドイツ、11年1月から11月の日本人宿泊総数は9.5%増
ドイツ観光局によると、2011年1月から11月の日本人宿泊総数は前年比9.5%増の108万6871泊となった。日本政府観光局(JNTO)が発表した同時期の出国日本人数総計が1.2%増であるのと比較すると、震災の影響を感じさせない力強い成長を見せたとの考え。なかでも11月単月では10万630泊となり、11月ベースで史上始めて10万泊を超える結果となったという。
また、2010年7月から運航を開始した全日空(NH)の成田/ミュンヘン線の効果が継続したこともあり、ミュンヘンの日本人宿泊数は1月から11月で19.7%増となった。そのほか、ドレスデンが17.5%増、ケルンが9.7%増となった。
なお、1月から11月までの外国人観光客の宿泊総数は5.5%増の5950万泊。11月単月では6%増の417万2998泊となっており、ドイツ観光局では11年の述べ宿泊数について、10年の6030万泊を確実に超えるとの見込みを示した。