UA/CO、11年度純利益は8.4億米ドル、燃油費が30%増に

  • 2012年2月6日

 ユナイテッド航空(UA)とコンチネンタル航空(CO)の持株会社ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス・インクによると、2011年通年(2011年1月1日~12月31日)の決算で、営業収入は前年比8.8%増の371億1000万米ドルとなり、旅客収入のみだと9.0%増の325億1100万米ドルとなった。

 一方、燃油費用が29.5%増の123億7500万米ドル、整備資材や外部修理も16.6%増の17億4400万円と増加したことなどにより、営業費用全体で9.6%増の352億8800万米ドルとなり、営業利益は5.1%減の18億2200万米ドルとなった。純利益は12.0%減の8億4000万米ドルであった。

 なお、2011年第4四半期の営業収入は5.5%増の89億2800万米ドル。これに対して、営業費用は燃油費用が26.3%増と大きく拡大したものの、3.9%増の88億8300万米ドルにとどまり、営業損益は8200万米ドルの赤字から4500万米ドルの黒字へと転換。当期純損益は3億2500万米ドルの損失から1億3800万米ドルの損失に改善した。