阪急、12月の海外旅行取扱高は16.5%増-7月から連続プラス、通年は1.2%減
阪急交通社の2011年12月の旅行取扱高は、前年比10.2%増の246億2562万3000円となった。このうち海外旅行は16.5%増の177億3328万4000円で、総取扱高と海外旅行はともに7月以降、前年を上回る推移となった。特に、アジアとヨーロッパの燃油サーチャージ込みの廉価商品が堅調だったという。
一方、国内旅行は3.2%減の68億8807万4000円。12月は最終の紅葉シーズンとなり、東海、近畿、中国、九州が全体を引き上げたが、東北、関東、沖縄が振るわなかった。外国人旅行は33.6%減の426万5000円となった。
なお、2011年1月から12月の累計では、海外旅行は1.2%減の2253億4298万5000円となり、わずかに前年に届かなかった。国内旅行は21.2%減の1042億9784万6000円、外国人旅行は85.8%減の1億6872万9000円で、総取扱高は8.8%減の3298億956万円となった。