エアアジア・ジャパン、航空運送事業許可を取得
エアアジア・ジャパンは2月2日、国土交通省航空局から航空運送事業の許可を受けた。同社は2011年10月27日に航空運送事業の許可申請をしており、これに対するもの。同社は8月に成田/新千歳線、福岡線、那覇線、10月に成田/仁川線、釜山線の就航を計画しており、すでに乗務員や整備士などスタッフを募集。今後は就航に向けた訓練を進めていく。
事業許可を受け、同社代表取締役社長の岩片和行氏は「誰もが気軽に飛行機を利用できる“Now, everyone can fly”の実現に向け、大きな一歩を進むことができた。1日も早く日本の空で皆様にお会いできるよう、準備を加速していく」とコメントを発表した。
また、エアアジアグループCEOのトニー・フェルナンデス氏は「日本には手軽にかつ求めやすい価格で旅行を楽しみたいという需要が確実にあると信じており、間もなくそれが実現することに興奮を抑えきれない」と期待を語り、ANAグループCEOの伊東信一郎氏は「日本にもいよいよLCCが本格的に参入し、航空業界は新しい時代に突入したことを改めて実感している。新たな航空需要を創出できるよう、業界全体で努力していきたい」とコメントした。