オーストリア・ウィーン、春を呼ぶクラシックの調べ「ウィーン春季音楽祭」
音楽の都ウィーンの春は、当然のことながら、クラシック音楽とともに訪れます。
「第21回 ウィーン春季音楽祭」は、2012年3月02日~5月13日まで、クラシック界の世界的スターが「コンツェルトハウス」に登場します。
ウィーン春季音楽祭は毎年、楽友協会とコンツェルトハウスが交互に主催します。
今年はコンツェルトハウスが舞台となります。2012年3月02日~05日のオープニングには、フランツ・シューベルトのシンフォニー全曲が紹介されます。演奏するのは、マルク・ミンコフスキ指揮するグルノープル・ルーブル宮音楽隊です。
2012年3月26日~27日には、ジェラール・コルステン指揮するカメラータ・ザルツブルクが魅力溢れるコンサートを繰り広げます。ソリストとしてパトリシア・コパチンスカヤとファジル・サイが登場、ひとつのコンサートではモーツァルトのバイオリン協奏曲とベートーヴェンのピアノ協奏曲、別のコンサートでは逆に、モーツァルトのピアノ協奏曲とベートーヴェンのバイオリン協奏曲を演奏します。
ベートーヴェンの室内楽曲も、春の音楽祭の重点プログラムです。
2012年3月にはヴィクトリア・ムローヴァが、クリスティアン・ベズイデンホウトとともにベートーヴェンのバイオリン・ソナタを演奏、ベルリン・シャロウン・アンサンブルは、ベートーヴェンの七重奏曲op.20を紹介、第21回春の音楽祭フィナーレを飾って、2012年5月02日~12日までの11日間に、ベルチャ弦楽四重奏団が、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲を演奏します。
※ウィーン春季音楽祭
期間: 2012年3月02日~5月13日
会場: コンツェルトハウス (Konzerthaus)
住所: Lothringerstrasse 20, 1030 Vienna
詳細: http://www.konzerthaus.at/ (ドイツ語、英語)
情報提供:ウィーン市観光局、日本海外ツアーオペレーター協会