アフリカや中近東をメインに取り扱うツアーオペレーターのサロンゴは2月1日、グルジアの旅行会社「コンコルド・トラベル」と現地手配に関する業務提携を締結した。今後は、グルジアやアルメニア、アゼルバイジャンなどコーカサス地方の現地手配もおこなっていく。

　サロンゴでは、日本でのコーカサス地方の知名度はまだ低いものの、世界遺産や遺跡など日本人にも受け入れられやすい素材があることから、新たなデスティネーションとして開発、提案していきたい考えだ。

　特に、2月1日にはカタール航空（QR）がグルジアの首都トリビシへ就航することもあり、情報提供だけでなく、FAMツアーを実施するなど、業界内での知識向上をはかり、旅行会社による商品造成を通じて需要を喚起する。まずは、熟年層をターゲットにした添乗員付きツアーなどの企画造成を見込む。