ガルーダ、アジア線強化、台北就航も-欧州危機で
ガルーダ・インドネシア航空(GA)は、経済危機の影響で需要が減少している欧州線を減便するとともに、アジア地域内の路線網強化をはかっている。すでに発表されている羽田/デンパサール線のほか、ジャカルタ/台北線に新規就航し、さらにジャカルタ/クアラルンプール線も増便する。
羽田への就航は4月27日で、台北は5月19日。使用機材は羽田線がエアバスA330-300型機で、台北線はボーイングB737-800NG型機。ジャカルタ/クアラルンプール線の増便は2月中の予定で、1日2便を3便に増加する。このほか、国内線ではジャカルタ/バタム島線を1日4便から5便に、ジャカルタ/ペカンバル線を1日5便から6便に増便。さらに、2月10日にはバンドン/スラバヤ線にデイリーで就航する計画だ。バンドン/スラバヤ線は座席数96席のボーイングB737-500型機を使用する。
一方、欧州線ではジャカルタ/ドバイ/アムステルダム線を減便する。欧州線では双方向の需要が落ち込んでいるといい、週7便の同路線を3月1日以降は週4便とする。なお、GAでは3月25日から中部/デンパサール線の運休も決めている。
※訂正案内 (編集部 1月31日 14時45分)
訂正箇所:3段落2文目
誤:なお、GAでは4月10日から中部/デンパサール線の・・・
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正:なお、GAでは3月25日から中部/デンパサール線の・・・
※訂正案内 (編集部 2月14日 15時40分)
訂正箇所:3段落2文目
誤:運休も決めているが、これについては地震と津波による需要減退が理由と説明している・・・
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正:運休も決めている。