アクセスランキング、1位は20代インタビュー、読者アンケートにも注目
[総評] 今週は、20代インタビューが1位になりました。将来、業界を担う若手への期待と応援の意味を込めて始めたこの企画は、今や人気コンテンツの1つとして不動の地位を得たといっても過言ではありません。
今回ご登場いただいたラティーノの営業課の佐藤ルイスさんには、日常業務での工夫や仕事に対する思いをお話しいただき、私自身にとっては旅行の魅力と日常業務を突き詰める楽しさを改めて感じる機会となりました。
最近偶然にも、業界の諸先輩方から個人的に「以前の旅行の仕事は楽しいものだった」「誰もが憧れる仕事だった」など、海外旅行が右肩上がりで伸びていた頃のお話をうかがう機会が多くありました。私自身はその時代を経験しておらず、想像するしかありませんが、「何が良かったか」という理由の一つに「海外旅行が特別なことだった」というご意見もありました。確かに、モチベーションにつながるお客様の反応に変化があるのかもしれませんし、旅行業界で働くことへの周囲からの羨望も以前の方が強かったのかもしれません。また、取扱数に比例した報酬があったという点もあるのでしょう。
しかし、諸先輩方は同時に「今の時代の方が、旅行の楽しみ方という点では多いはず」とも指摘します。そういう意味で、今回のインタビューで佐藤さんが新デスティネーションやその魅力を伝えるために工夫されているお話を拝読し、心強く思った次第です。
このほか、今週は弊誌のアンケート調査をもとにした記事が、3位と4位に入りました。3位は主要旅行会社40社を対象に実施したもの、4位は読者の方々を対象にしたアンケートで、どちらも昨年の取扱状況と今年の展望をテーマにしたものです。
企業に対するアンケートの重要性はいうまでもありませんが、読者の方々に問うアンケートは回答者が所属する職種や担当方面、お仕事のキャリアなどで状況が異なり、こちらも貴重な内容であると思っております。今回は旅行会社をはじめ、航空会社、ホテル、ランドオペレーター、旅行業関連に従事される20代から50代まで、幅広い業種や職種、年齢の方々、合計106人の方にご回答いただきました。ご協力、本当にありがとうございました。
トラベルビジョンでは、旅行業界で働く方々の職場・現場で感じられる動向変化とそこから生まれる個々の意見を重視しており、それを広く伝えることは業界活性化への一助となると信じています。今後も各種インタビューやアンケートを通して発信していきたいと思っております。その際はぜひ、ご協力をお願いいたします。また、希望するアンケートのテーマや、インタビューへの自薦他薦があればぜひ、編集部にお寄せください(山田)。
▽日刊トラベルビジョン、記事アクセスランキング
(2012年1月第4週:1月23日0時~1月27日18時)
第1位
◆20代インタビュー:ラティーノ 営業課 佐藤ルイスさん(26歳)(12/01/23)
第2位
◆羽田長距離線、昼間も可能に-日英航空協議、成田自由化も(12/01/24)
第3位
◆12年の展望(1):11年業界推移取扱高、明暗分かれる-アンケート調査より(12/01/24)
第4位
◆業界人が語る2011年実績と市場予測-読者アンケート(1)(12/01/26)◆12年の展望(2):今年は前年超え予測、訪日の苦戦続く-アンケートより(12/01/25)
第5位
◆スカイマーク、関空に新路線を就航-関空、夏・国内線が大幅増便に(12/01/25)
第6位
◆エジプト航空、成田線の運航再開へ、4月から週2便(12/01/25)
第7位
◆CHINTAI、オリエンタルラジオの藤森さん起用、台北9800円など限定ツアーも(12/01/23)
第8位
◆春秋航空、上海/佐賀の初便搭乗率は96%、上海発は100%に(12/01/23)
第9位
◆全日空、B787の国内線専用機を導入、2012年度夏ダイヤ期間に(12/01/25)
第10位
◆HTBクルーズが予約受付開始、第1便は2月29日-片道7800円から(12/01/26)