スモール・ラクシャリー、オンライン予約の収益が前年比23%増に
スモール・ラクシャリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド(SLH)によると、2011年度のSLHウェブサイトからのオンライン予約による収益が前年比23%増と大幅に増加し、9630万米ドルとなった。11年度のSLHウェブサイトへの訪問者数も、1日平均8500人と前年に比べ24%増加。SLH会員も144%増加し、会員数は14万人にまで拡大した。SLHでは、オンライン予約強化のために実施した施策や、SLH会員プログラムの各種特典内容の一新が奏功したとみている。
また、1991年の創業当初は全体の2%のシェアだったアジア太平洋地域の加盟ホテルは、現在23%程度まで拡大。今後もアジア市場をブランド開発戦略の拠点とし、なかでも日本を重要な市場と位置付け取り組んでいく。今後は、SLHの無料iPhoneアプリを刷新するほか、ウェブサイトのiPadユーザー向けバージョンも立ち上げ、さらなるオンライン予約数の増加をめざす。また、ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディアを通じ、加盟ホテルの最新情報などを提供する。
なお、日本からの宿泊予約で多かった地域は、ロンドン、フランス、イタリア、中国、タイなどであった。