エジプト、「1月25日革命」一周年記念デモ・イベント情報(予定)
昨年2011年1月25日から始まりましたエジプトの民主化デモを記念し、来たる2012年1月25日(水)は国民の祝日となりました。
当日は、一周年を記念した大規模なイベントが予定されております。またウェブサイトやSNSでは、デモ行進参加の呼び掛けもなされています。
■主なイベント・デモ概要
*軍最高評議会(SCAF)
タハリール広場を中心に、コンサートなどの革命記念祝賀イベントを開催する予定。
*イスラム同胞団系団体---議会選挙で約60%の議席を獲得した
不要な衝突を避けるために、今回は軍最高評議会(SCAF)に同調。コンサートや映画上映等を予定。
次期国会では、第二党の「光の党」、リベラル系「ワフド党」と連立し、70%の議席を占める。
*4月6日運動などの若い世代の団体---議会選挙では、惨敗
軍最高評議会(SCAF)が「祝賀」としているが、前政権の圧政、民主化デモの犠牲者への「哀悼・怒り」のイベントにすべきである。革命は未だ半ば。SCAFは、即時に権力を委譲すべきである、と主張。
タハリール広場を中心に、デモ行進を行う予定。ただし「非暴力の徹底」を呼び掛けている。
約50以上の団体が、1月25日(水)に何らかのイベントを予定しているそうです。
しかしながら、各団体で「非暴力」への呼びかけと、暴力を誘導する者の誘い(前政権関係者、テロ組織)には決して乗らないように、という呼びかけもされています。
現地時間本日1月20日も、金曜日の休日に当ることもあり、デモが予定されております。
本日から1月25日にかけてエジプトにご滞在される方は、不測の事態に巻き込まれないよう、情報収集に努め周辺に気を配り行動されるよう、お願いいたします。
※同情報は「バヒトラベルエージェンシー」より、ご提供いただきました。
情報提供:日本海外ツアーオペレーター協会