マレーシア航空、成田/ロサンゼルス線、3月末に10年ぶり再開
マレーシア航空(MH)は3月25日の夏スケジュールからクアラルンプール/成田/ロサンゼルス線に週4便で就航する。これは、週3便で運航しているクアラルンプール/台北/ロサンゼルス線を振り替え、1便増加して運航するもの。MHが同路線を運航するのは、2002年の運休以来10年ぶりとなる。
運航機材はボーイングB777-200型機で、ビジネスクラス35席、エコノミークラス245席の計280席。MHによると、成田/ロサンゼルス間に加え、クアラルンプール着が午前4時30分になることもあり、クアラルンプール以遠の乗り継ぎ需要の取り込みもはかる考えだ。
MHでは就航記念として、4月23日まで、成田/ロサンゼルス間のエコノミークラス正規割引運賃を2万6000円から提供するキャンペーンを実施する。燃油サーチャージは別途必要で、近日中に販売を開始する予定だ。詳細なスケジュールは下記の通り。
なお、MHでは夏スケジュールで、ASEAN諸国や北京、台北線の増便や機材変更も実施する。ASEAN諸国では、3月25日からクアラルンプール/マニラ線を週14便から週21便に、クアラルンプール/メダン線を週1便から週2便に、クアラルンプール/バンコク線は日曜日の運航を追加し、1日4便で運航する。また、クアラルンプール/プノンペン線は週9便から週11便に増便し、5月1日から週14便に拡大。さらに、週42便で運航しているクアラルンプール/ジャカルタ線には、ボーイングB737-800型機を週2便投入する。
北京、台北線では、クアラルンプール/北京線をボーイングB777-200型機で1日2便に増便するほか、クアラルンプール/台北線は、3月27日からボーイングB737-800型機で週3便で運航する。
▽クアラルンプール/成田/ロサンゼルス線運航スケジュール
MH092便 KUL 11時00分発/NRT 19時10分着 20時40分発/LAX 15時10分着(月・水・金・日)
MH093便 LAX 17時15分発/NRT 20時30分着※翌日 21時05分発/KUL 04時30分着※翌日(月・水・金・日)