KNTツーリスト店頭でiPad活用、ウェディング販売に

  • 2012年1月22日

 近畿日本ツーリスト(KNT)は店頭でiPadを活用したウェディングの販売促進活動を開始する。すでに「ウェディングPad」と名付けたiPad計50台を東京、名古屋、大阪のKNTツーリスト(KNTT)45店舗に配布しており、カウンターでのセールスツールとして順次活用することで、コンサルティング機能を強化したい考えだ。KNT個人旅行事業本部カンパニー販売戦略・お客様開発部長の近藤基幸氏は「カウンタースタッフの教育ツールにもなる。接客時に活用して成約に結びつけていきたい」考えを示した。

 ウェディングPadには、チャペルやバンケットからパーティー会場の情報まで、販売に役立つ情報を入れ込んだ。チャペルの時間ごとの見え方なども用意し、来店者とのコミュニケーションやコンサルティングに活かす考えだ。今後は年3回程度情報のアップデートをおこなう予定で、アプリケーションの種類も増やす計画だ。オプショナルツアーのプランや、KNTが新たにハワイに導入する2階建てオープントップバスのルート、バスから眺めた風景など、関連情報を導入していく予定だという。