中部、11年の国際線旅客数は4.9%減、10月からはプラス転化
中部国際空港の2011年通年の利用実績で、国際線旅客数は前年比4.9%減の433万1410人(11月、12月は推計値)となった。1月から3月は5%減程度のマイナスに留まったものの、4月から6月が2桁減と落ち込んだ。7月以降、数ポイントずつ減少幅が狭まり、10月以降はプラスに転じた。国内線も国際線と同様の動きを示し、通年では8.7%減の444万3903人となり、合計は6.9%減の877万5313人となった。
また、旅客便の発着回数では国際線が3.3%減の2万7607回、国内線が4.5%減の5万200回。国際線は11月にプラス転化している。
なお、12月単月の実績では、国際線は8.2%増の36万人、国内線が3.2%増の33万3013人、合計が5.8%増の69万3013人。旅客便の発着回数は国際線が2.4%増の2353回、国内線が3.1%増の4153回であった。