日本航空、社長に植木義晴氏-上期路線計画、787でSIN線も
日本航空(JL)は1月17日、2月に開催予定の臨時株主総会以降の次期経営体制と2012年度上期の路線便数計画を発表した。経営体制では、現代表取締役会長の稲盛和夫氏が取締役名誉会長に、現代表取締役社長の大西賢氏が代表取締役会長に就任し、大西氏の後任には現専務執行役員路線統括本部長の植木義晴氏が就任することを内定した。
植木氏は1975年入社でパイロットとして勤務した後、ジェイエア代表取締役副社長、JL執行役員運航本部長、専務執行役員路線統括本部長を歴任していた。
一方、路線便数計画では、すでに発表済みの成田/ボストン線の開設やボーイングB787-8型機によるデリー、モスクワ、北京線の運航のほか、羽田と成田発着のシンガポール線にも同型機を投入することを盛り込んだ。成田/シンガポール線については2012年度下期に週7便の増便を決定しており、東京/シンガポール間の便数を週21便とすることで利便性を向上するとともに、需要が堅調な北米/シンガポール間の乗り継ぎのさらなる取り込みをはかる。
(※国内を含めた路線便数計画の詳細は2ページに掲載)