トップツアー、11月の海外旅行は前年比16.3%減-企画、団体ともに減少
トップツアーの2011年11月の販売実績で、海外、国内、訪日旅行などを合計した総取扱額は前年比6.1%減の127億366万4000円となった。このうち、海外旅行は16.3%減の28億8080万円と前年を下回り、国内旅行は1.0%増の90億3822万7000円、訪日旅行は33.9%減の6億5935万3000円であった。
海外旅行では、団体旅行のうち教育旅行が2.9%増となったものの、一般が26.8%減と前年を下回り、団体旅行全体では19.0%減となった。また、個人旅行では、自社企画商品は17.3%減、他社企画商品は14.5%減となり、企画商品全体で10.3%減となった。その他の個人旅行も12.4%減であった。
海外旅行の取扱人員は、企画商品と海外旅行全体で前年を上回り、48.7%増となった。このうち、団体旅行の取扱人員は18.2%減となった。方面別では、香港、グアム、サイパン、シンガポールが大きく伸びており、台湾、韓国と前年に大型団体のあったハワイが前年を下回った。一方、企画商品は27.8%増と増加し、方面別ではグアム、サイパン、その他アジア、ハワイが好調だった。
また、国内旅行は団体旅行のうち、教育旅行は0.2%減だったものの、一般が20.5%増となり団体旅行全体で11.6%増となった。個人旅行では企画商品が9.8%減、その他の個人旅行は23.8%減となり前年を下回った。