デルタ、JFKを国際線用ハブに、国内線はラガーディア強化
デルタ航空(DL)は2012年の運航スケジュールで、ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港(JFK)を国際線と米大陸横断路線のハブ空港として国際線の乗り継ぎを強化し、スカイチームのパートナー航空会社との連携強化に注力する。JFKとロサンゼルスやサンフランシスコなどアメリカ西海岸の主要都市を結ぶ路線で増便するほか、国際線との乗り継ぎに配慮した国内路線としてグリーンズボロやニューオリンズ、カンザスシティ線などを追加。また、カリブ諸国への新路線も就航する。
一方、ラガーディア空港では米国国内線のハブ空港としての機能を強化。2012年夏スケジュールでは、便数で60%、就航先も75%以上増加し、60都市に向けて1日264便を設定。マイアミやダラス/フォートワース、ヒューストン、シャーロット、デンバー、ピッツバーグ、ミルウォーキー、クリーブランドに新路線を開設するほか、シカゴやナッシュビル、ポートランドなどは増便する。