ベトナム航空、11年は目標の96%達成を予想-イヤーエンドパーティ開催
ベトナム航空(VN)はこのほど、都内で旅行会社を対象にイヤーエンドパーティを開催した。VN日本支社長のグエン・ミン・ハイ氏は、冒頭挨拶で日頃からの販売への協力に関する感謝を述べた。2011年の実績については、震災の影響を受けたものの8月以降急激な回復をみせたことで、震災前に設定した目標の96%に達する見込みだという。
また、日本旅行業協会(JATA)VWC2000万人推進室室長の澤邊宏氏も登壇。2011年の日本人訪問者数が50万人に到達する可能性が高いとし、さらに盛り上げていきたいと意気込みを語った。
今回はKIRIN「世界のKitchenから」が同レセプションに協賛。2011年11月15日から「ふんわり薫る柑橘ジャスミン」が消費税抜き希望小売価格143円で販売されており、同シリーズが「ベトナムのお母さんの知恵」をコンセプトに作られていることから今回の協賛に至ったという。
同商品の開発にたずさわったTNC代表取締役兼プロデューサーの小祝誉士夫氏によると、これまでメキシコの「ソルティ・ライム」やデンマークの「やさしい煮りんごのアップルモーア」、ハンガリーの「とろとろ桃のフルーニュ」などを発売してきたが、アジアについてはなかなか素材のヒントがなく、手掛けられなかったという。しかし、ベトナムでの取材や家庭訪問を通し、とくにハノイでお茶文化が根付ているということや、「薫り」を大切にしていることがわかり、薫りにこだわった今回の商品が生まれたという。今回がVNへの初協賛だが、今後もVNとのタイアップなど実施していきたい考えだ。