成田、年末年始の出入国者数は1.4%増の116.7万人見込む

  • 2011年12月19日

 成田国際空港(NAA)によると、2011年12月23日から2012年1月9日までの18日間で同空港を利用する出入国者数は、前年比1.4%増の116万7400人となる見込みだ。航空会社の新規就航や増便などで前年並みまで発着回数が回復しており、円高を追い風に日本人旅行者が好調であることから、前年を超えるとの予測だ。外国人旅行者も原発事故や円高の影響はあるが、着実に回復してきているという。方面別ではアジアやグアムなどの近距離路線の人気が高くなると予想した。

 出国者数は1.5%増の57万7700人、入国者数は1.3%増の58万9700人で、ピーク日は出国が12月29日で4万200人、入国が1月3日で4万1200人となった。なお、第1ターミナルと第2ターミナルの出入国者数を比較すると、第1ターミナルは6.1%増の70万1700人、第2ターミナルは5%減の46万5700人となった。