JTB西日本、熊野と南紀勝浦のモニターツアー発売-風評被害対策で
JTB西日本は12月19日15時から、モニターツアー「熊野三山めぐりと南紀勝浦温泉2日間」の販売を開始する。これは近畿運輸局の「台風12号の被害による観光風評被害対策調査事業」の一環として実施するもの。モニターツアー参加者に現地の状況を実際に見て肌で感じてもらい、地元の人々との交流やボランティア活動をおこなうことで、復興への協力へつなげたい考えだ。モニターは150名限定で募集する。
モニターツアーでは、熊野古道の大門坂で語り部と約1時間のプチウォーキングを体験する。また、熊野古道での清掃ボランティア活動や、勝浦漁港での地元の人々とのふれあいの機会も設けた。
出発地は大阪で、旅行代金は訪問地までの往復貸切バス、2名から5名1室利用での1泊2食付、昼食2回分付きで1名あたり1万円とした。なお、参加者には現地をピーアールするためのアンケートに答えてもらうほか、ブログやツイッター、フェイスブックなどのSNSを活用したアピールもおこなってもらう予定だ。
JTB西日本によると、今までも和歌山支店を中心に、和歌山県と連携で「熊野古道環境保全ウォーク」事業や、団体向けユニット商品として「熊野三山・那智勝浦町応援ツアー」の企画販売を実施してきたという。今後も和歌山県内の誘客事業にも積極的に取り組んでいく考えだ。