フォトニュース:11月のパース・ロットネスト島

  • 2011年12月16日

ロットネスト島の固有種、ロットネスト・アイランド・デイジー(クリックでフォトニュースに移動)  西オーストラリアの州都パースや、港町フリーマントルから訪れることのできるロットネスト島は、子供から大人まで楽しめる人気スポットだ。島はA級自然保護国立公園として指定されており、島全体とその周辺3キロメートルが保護区域となっている。島の60%は手付かずの自然で、生活しているのは島内で働く人のみ。一般交通の乗り入れは禁止されており、指定された車両のみが走行していることから、小さいこどもから大人まで安心してアクティビティを楽しむことができる。

 11月は、気温は低くないものの涼しく過ごしやすいので、サイクリングやウォーキングなどにぴったりの季節。12月初旬まで楽しめるロットネスト島固有種のワイルドフラワー、ロットネスト・アイランド・デイジーを愛でながら散策してみるのもおすすめだ。また、9月から11月までのシーズン限定で楽しめるホエール・ウォッチングは、クジラに出会える確率が99.8%。今回は母娘のクジラに遭遇することもでき、参加者たちは満足気だった。

 今回の案内してくれたのはロットネスト島のツアーや往復のフェリー運航などをおこなう「ロットネスト・エクスプレス」。現在、フェリーの年間の利用者数は約35万人、そのうち、現地在住者を含め日本人の利用は2万人という。11月いっぱいまで楽しめるホエール・ウォッチングや、島固有のワイルドフラワーなどの素材を活用することで、パースに新たな要素が加わり、パースの違った一面を感じられるだろう。

■■■ フォトニュースに移動 ■■■