求人情報

JAL・ANA、年末年始の国際線予約数は9%増、予約率も増加

  • 2011年12月15日

 日本航空(JL)と全日空(NH)が12月15日に発表した、2011年12月22日から2012年1月9日までの予約状況で、2社合計の国際線予約数は前年比9.1%増(*)の74万5151人となった。JLが1.9%増の42万7733人、NHが20.5%増の31万7418人で、両社ともに前年を上回っている。

 座席数は、JLが2.3%減の53万2458席、NHが8.8%増の42万1906席で、合計は2.3%増(*)の95万4364席。この結果、予約率はJLが3.3ポイント増の80.3%、NHが7.3ポイント増の75.2%、合計が4.8ポイント増の78.1%となった。

 方面別では、2社ともに中国が回復。JLが31.7%増、NHが35.2%増となっており、利用率もJLが16.3ポイント増、NHが13.4ポイント増となった。JLではこのほか、台湾の予約数が14.4%増と伸びており、利用率も12.1ポイント増と好調。グアム、ハワイ、米大陸も利用率が90%を超えている。

 一方、NHは全方面で予約数が増加。特にアジア・オセアニアは17.2%増と好調に推移。ハワイも座席数を11.1%増と増加したところ、予約数も11.2%増で推移し、利用率は94.0%と高い数値となっている。利用率は全方面でプラス成長している。(2社ごとの方面別予約状況は次ページに一覧表を掲載)

 なお、2社合計の国内線予約状況は、座席数が2.0%減の598万8840席、予約数が1.1%増の301万9942人で、予約率は1.5ポイント増の50.4%増となっている。

*推計値