トップツアー、10月の海外旅行は12.6%増-一般団体増加
トップツアーの2011年10月の販売実績で、海外、国内、訪日旅行などを合計した総取扱額は、前年比4.6%増の140億6121万7000円となった。このうち海外旅行は3.2%増の31億9057万6000円、国内旅行は7%増の105億4246万9000円とともに増加した。訪日旅行は39.4%減の2億6101万4000円だった。
海外旅行では、教育旅行団体は19.1%減だったが、一般団体は28.8%増と増加したことが奏功し、合計は12.6%増と前年を上回った。個人旅行も、自社企画商品が4.4%増、他社企画商品が7.4%増と前年を上回り、合計も5.7%増と増加した。その他の個人旅行は13.2%減だった。
海外旅行の取扱人員では、団体旅行が4.8%減で前年を下回ったが、企画商品は48.9%増と前年を大きく上回り、合計で72.2%増となった。団体旅行で前年超えとなったのは、香港が206.4%増、シンガポールが164.7%増、ハワイが61.7%増、欧州・ロシアが60.9%増、韓国が27.9%増、北米が7.1%増だった。また、企画商品では、グアム・サイパンが538.7%増、台湾が61.9%増、ハワイが55.1%増、中国が10.0%増、韓国が7.6%増となった。
一方、国内旅行は団体旅行が17.5%増で、一般団体は39.5%増、教育旅行は前年並みだった。個人旅行は企画商品が15.1%減、企画商品を除くその他の個人旅行は21.6%減となった。