スペイン、12年は日本人訪問者数40万人へ、業界支援やSNS活用

  • 2011年12月14日

 
スペイン政府観光局は、12月8日にレセプションを開催した。スペイン政観日本・韓国・台湾地区局長のベアトリス・マルコ氏は冒頭のあいさつで、「2011年の年明けはいいスタートだったが震災後困難な状況になった」と振り返り、「来年も業界、政府と一体となりがんばりたい」と述べた。また、マルコ氏はトラベルビジョンの取材に応じ、「2012年は38万人から40万人の日本人訪問者数をめざしたい」と話し、目標達成に向けて、業界支援、SNSの活用、プレスツアーの実施を3つの柱としてプロモーションしていく方針を示した。

 特に、業界支援については、「予算の多くを旅行会社に向けている」とし、FAMツアーなども実施する予定だ。SNSの活用では、エンドユーザーとのコミュニケーションツールとして利用する考えで、日本でのスペイン関連のイベントや、芸術、スポーツ、グルメなどの情報を発信していく。現在、フェイスブックとツイッターなどで展開しており、ツイッターは日本語で日本人向けのアカウントを作成し、9月に開始したところすでに400名のフォロワーを獲得している。今後も引き続き情報を発信しながら需要喚起をはかっていく。

 また、マルコ氏によると、2011年の1、2月は前年と比べて好調に推移していたが、3月以降は震災の影響を受け、4、5月が落ち込んだという。その後、9月、10月は堅調に推移し、2011年1月から10月までは26万9000人の日本人がスペインを訪れた。メインの客層は中高年のカップルで、1日平均200ユーロを消費している。