JTB中部、年末年始の海外6.1%増、座席増の欧州好調
JTB中部の年末年始(2011年12月23日~2012年1月3日)の予約状況は、海外旅行が前年比6.1%増、国内旅行が23.5%増となった。今年の年末年始の休暇は、12月30日から1月3日までの5日間と短いものの、航空座席供給量が12.1%増加したヨーロッパ方面の販売が円高傾向の追い風もあり好調だ。伸び率でもヨーロッパ方面が1位となっており、2位にグアム、3位にアジアと続いた。国別でみると、フランスが75.4%増、イタリアが62.5%増、スペインが62.3%増となっている。
また、販売人員ベースでは、近場で短期間で旅行できる韓国が1位となり、グアムが2位、ハワイが3位となった。3位のアジアはシンガポールが61%増とテレビCMの影響で人気が集まった。一方、国内旅行は、近場の大阪や飛騨美濃、信州が好調で、航空機を利用した商品だと沖縄、九州、北海道が人気だという。
なお、中部8県のJTBグループ店舗の受注状況、エースJTB、ルックJTBの予約状況などをもとに取りまとめた。