びゅうとJAL、台湾から青森県への特別商品-新幹線延伸1周年で
びゅうトラベルサービス(VTS)と日本航空(JL)は12月19日、青森県の協力のもと、台湾から青森県への送客を目的とした訪日旅行商品の販売を開始する。東北新幹線の青森延伸1周年を記念して発売するもので、往路はJLの台北/羽田線と羽田/青森線、復路に青森県内の各駅から東京駅までの東北新幹線とJLの羽田/台北線を利用する。
販売は台湾のJL個人型旅行商品を取り扱う旅行会社15社を通じておこない、先着500名には青森県から中国語繁体字の観光パンフレットとりんごジュースをプレゼントする。各旅行会社が独自性のある商品造成をできるよう、往復の交通と現地の宿泊のみをセットにし、現地観光は販売会社が自由に設定できるようにしている。
なお、VTSでは10月にジャルパックと共同で、JALマイレージバンク会員向けに「空地一体」の商品も開発していた。JL広報部では、今回の訪日市場への取り組みについて、需要が見込めれば台湾以外にも拡大したいと回答した。